次のサンコーはすぐそこに
現在、日本のメーカーは海外へ生産拠点を移しています。これに伴い、部品調達も海外で行われるのが、主流となっています。こういった状況でサンコーとしていつ海外へ出るのがよいか、お客様の役にたてる最適なタイミングを計っていました。
最近になって、メーカーの部品調達の流れが明確になってくるなかで、ある一つのことに気づきました。それは金型の開発をA社に頼み、その後プレスをB社に、プラスチックをC社に、そしてD社に組み立てを依頼するという、複数の会社に部品調達をお願いしなければならない現状についてです。これだと、当然ですが製品にトラブルが起こったときに、責任の所在が明確になりません。
今回のタイ工場では、こういったお客様の部品調達に対する不満を解消すべく、金型の開発設計製造、プレス、プラスチック成形、組み立てまでをトータルで行えるプラットホーム開発をタイにて行ったわけです。
こういった動きに対して、お客様から「あのサンコーが来たならいい提案をしてくれるはず」という嬉しいお言葉も頂いております。
これらのご期待に添えるように、常にお客様から信頼され、満足される「スピードを伴ったものづくり」をベースにしたタイでの活動を行っていきたいと考えています。

タイ工場外観
タイ工場の事業領域
精密プレス部品、組み立て、精密プラスチック製品
- タイ工場概要
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○商号 THAI SANKO CO.,LTD.
○建物概要 工場、事務所、食堂
○階数 地上一部2階建て
○構造種別 鉄筋コンクリート造及び鉄筋造
○着工 2011年2月1日
○竣工 2011年10月

電力網とIT技術を組み合わせることで、双方向の情報のやりとりをし、発電量を平準化でき、無駄な電力を供給する必要もなくなり、より効率的な電力利用を実現することが可能になります。このようなシステムが、スマートグリッド(賢い電力網)です。
サンコーは、スマートグリッド関連での環境対応製品への研究開発を行い、社会の要請にいち早く応えます。